なぜ数学の未知数には“x”が使われるようになったの??その理由について調べてみた!

 数学の未知数として“x”がよく使われます。

教科書や試験などでも、未知数xを使った問題がよく載っていたり出題されたりしますが、では何故“x”が未知数として使われるようになったのでしょうか?

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数学者・デカルトが使い始めた説が濃厚

 未知数xが使われるようになった理由については、様々な説がありますが、現在は数学者のデカルトが使い始めた…という説が最も濃厚だとされています。

デカルトがxを使った書物として、1637年の『方法序説』の金字塔的作品「幾何学(La Géométrie)」があります。

この中でデカルトはアルファベットの最初の小文字であるa、b、cを既知量に、最後の小文字であるx、y、zを未知量に当てる慣行を始め、記号による表記体系を確立しました。

なぜxがよく使用されたのか?

 ではなぜ、yやzよりxを未知数として多用したのか、というと植字の問題がよく挙げられます。

xは単語などで使用される頻度が最も少ないため、印刷所にもxがたくさん余っていたためにxが未知数としてよく使われていた…と言われています。

まとめ

 学生の頃から特に理由など考えずにxを使ってましたが、xが使われるようになった理由を改めて調べてみて、まさかのデカルトが携わっていたとは…となりました!

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