エビフライはいつから食べられている?誕生秘話と発祥を解説!

 サクサクの衣に、プリッとしたエビの食感が魅力の「エビフライ」。

洋食屋さんの定番メニューとして長年愛されており、お弁当や定食でもよく見かけますよね。

そんなエビフライですが、「いつ頃誕生したの?」「日本生まれ?海外生まれ?」と気になったことはありませんか?

実はエビフライは、日本独自の“洋食文化”の中で進化した料理だといわれています。

今回は、エビフライの発祥や歴史、名前の由来、そしてなぜ日本でここまで人気になったのかについて詳しくまとめていきます\(^o^)/

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エビフライは明治時代に誕生したといわれている

 エビフライの原型が日本で登場したのは、明治時代後半から大正時代頃だといわれています。

当時の日本では、西洋文化が急速に広まり始めていました。

特に食文化の変化は大きく、「洋食」というジャンルが人気になっていきます。

カツレツコロッケオムライスなどもこの頃に広まった料理です。

エビフライもその流れの中で誕生したと考えられており、西洋料理の「フライ調理」と、日本人の好みに合うエビを組み合わせたことで生まれたとされています。

つまり、完全な海外料理というよりは、“日本式にアレンジされた洋食”という位置づけなんですね。

エビフライの発祥は東京?名古屋?

 エビフライの発祥については、実は明確に「ここ!」と断定されているわけではありません。

ただし、有力な説はいくつか存在しています。

東京の洋食店発祥説

 もっとも有力とされるのが、東京の洋食店で誕生したという説です。

明治時代、東京には西洋料理店が次々と登場しました。

その中で、魚介類をパン粉で揚げる料理が提供され始めたと考えられています。

特に高級洋食店では、エビを使ったフライ料理は人気メニューだったそうです。

当時はまだエビ自体が高級食材だったため、エビフライは“ごちそう料理”として扱われていました。

名古屋の「エビフリャー」文化

 エビフライといえば、名古屋を思い浮かべる人も多いですよね。

実際、名古屋ではエビフライ文化が非常に強く、「エビフリャー」という独特な呼び方でも有名です。

ただし、名古屋が発祥というよりは、“エビフライ文化が特に根付いた地域”という方が近いようです。

名古屋では昔から海産物が豊富で、特に大きなエビを使った料理が好まれてきました。

  • エビフライ定食
  • 味噌だれ付きエビフライ
  • 巨大エビフライ
  • エビフライ入りサンド

など、独自の進化を遂げていったことで、“エビフライの街”としてのイメージが定着したのです\(^o^)/

そもそも「フライ」とは?

 「エビフライ」の“フライ”とは、英語の「Fry(揚げる)」から来ています。

ただし、日本のフライ料理は、西洋のフライ料理とは少し違います。

日本のフライ料理の特徴は、

  • パン粉を使う
  • 衣が厚め
  • サクサク食感を重視する

という点です。

特に日本のパン粉は粒が大きく、軽い食感になるため、日本独特のフライ文化を生み出しました。

海外でも揚げたエビ料理はありますが、日本のような“エビフライ”スタイルはかなり独自性が高いといわれています。

なぜエビフライはここまで人気になったのか?

 エビフライが日本全国で人気になった理由には、いくつかの要素があります。

見た目が豪華だった

 昔の日本では、エビは高級食材というイメージがありました。

そのため、エビフライが食卓に並ぶだけで「今日はごちそう!」という感覚があったのです。

特に昭和時代には、洋食=特別な日の料理というイメージが強かったため、エビフライは人気メニューとして定着していきました。

子どもから大人まで食べやすい

 エビフライは、

  • サクサク食感
  • クセの少ない味
  • タルタルソースとの相性
  • ご飯にも合う

など、多くの人に好まれやすい特徴があります。

そのため、家庭料理・お弁当・レストランなど幅広い場面で人気になりました。

冷凍食品との相性が良かった

 昭和後期以降、冷凍食品文化が発達したことも大きな理由です。

エビフライは冷凍しても品質が比較的保ちやすく、お弁当向きだったため、一気に家庭へ普及しました。

今ではスーパーやコンビニでも気軽に買える定番商品になっていますよね。

実は海外にも似た料理は存在する

 実は、エビを揚げる料理自体は海外にも存在します。

例えばアメリカには「フライドシュリンプ」がありますし、ヨーロッパにも魚介フライ料理があります。

ただし、日本のエビフライのように、

  • 大きなパン粉を使う
  • 細長い形に仕上げる
  • 定食スタイルで食べる

という文化は、日本独自の進化だといわれています。

つまりエビフライは、“海外料理をベースに日本人好みに進化した洋食”というわけですね(^_^)

エビフライと洋食文化の深い関係

 エビフライは、単なる揚げ物ではなく、日本の洋食文化そのものを象徴する料理のひとつでもあります。

明治時代以降、日本は西洋文化を積極的に取り入れながらも、日本人の味覚に合うよう独自の進化をさせてきました。

その結果、

  • オムライス
  • ナポリタン
  • ハヤシライス
  • カニクリームコロッケ
  • エビフライ

など、“日本生まれの洋食”が数多く誕生したのです。

エビフライも、その代表的な存在のひとつなんですね。

まとめ

 エビフライは、明治時代から大正時代頃に、日本の洋食文化の中で誕生した料理だと考えられています。

海外のフライ料理をベースにしながら、日本独自のパン粉文化や味覚によって進化したことで、現在の「エビフライ」という形になりました。

また、名古屋をはじめとした地域文化や、昭和時代の洋食ブーム、冷凍食品の普及などによって、日本全国で愛される定番メニューへと成長していったのです。

今では当たり前のように食べられているエビフライですが、その背景には“日本独自の洋食文化の歴史”が詰まっているのかもしれませんね\(^o^)/