フリーメイソンって何なの?フリーメイソンについて簡単にまとめてみた
よく都市伝説の題材として取り上げられる“フリーメイソン”。
現在、世界に600万人もの会員がいるとされている団体でもあるフリーメイソンですが、実際のところフリーメイソンってどんな組織なのか知らない方もいるかと思います。
そこで今回はフリーメイソンについて簡単にお話したいと思います!
そもそもフリーメイソンってどんな団体なの?
近年では、裏で世界を牛耳っている…などと言われているフリーメイソンですが、実際のところは慈善団体として海外では知られているそうです。
活動内容が非公開なため秘密結社…などとも呼ばれていますが、貧困国に対してボランティア活動を行ったり、学校や病院の建設などもしていて、怪しい団体ではない…というのが実情ですね。
フリーメイソンの起源とは?
フリーメイソンという団体そのものは中世ヨーロッパの時代には存在していたらしく、その頃は石工職人の団体として活動していました。
当時、建築はあらゆる分野の技術に精通する必要がある“王者の技術”とされ、建築学や職人の社会的地位は高かったそうです。
そして石工の技術は職人同士、秘密の暗号を介して伝授されていました。
その理由としては、石工職人達は高い地位にいるため国から税金を免除されていたという背景があり、石工職人としての技術を簡単に教えるとまずいということがありました。
そのため暗号を介して技術の伝授をすることで、暗号を知っている限られた職人にしか伝わらないようにすることで優秀な職人の数を限定することにしました。
そういった時代背景が税金を免除された(=フリー)なメイソン(職人)の団体ということでフリーメイソンという団体が生まれました。
また、当時は石工職人という職業自体いつ仕事中に亡くなるかわからないような、とても危険と隣り合わせな職業でもありました。
そのためメンバー同士は技術の伝授とは別に、万が一どちらかが事故で亡くなってしまった場合には、残された方は亡くなったメンバーの家族を養っていく…それほどの固い絆を結ぶということも暗黙のルールとしてありました。
その名残として、現在のフリーメイソンでもメンバー同士は例え初対面の仲だったとしても手厚く歓迎する…という風習が残っているそうです。
いつからか貴族の社交クラブとして存在するように
元々は石工職人達の団体として存在していたフリーメイソンですが、いつからか貴族達の社交クラブとして存在するようになりました。
現在はそんな貴族達の社交クラブとして存在していたフリーメイソンが続いているとされています。
フリーメイソンって日本にもあるの?
そんなフリーメイソンですが、日本にもロッジ(=集会所)があります。
大きなところだと、東京タワーのふもとに日本グランドロッジがあります。
ちゃんとGoogleマップでも調べれば出てきます。
東京タワーのふもとにある…ってのもなんかロマンがありますよねぇ(^-^)
他にも神奈川県の座間市や横須賀市にもロッジがあるとのことですが、そのほとんどが米軍基地の中にある…とのことでした。
まとめ
以上が簡単にまとめたフリーメイソンについての情報でした。
海外ではフリーメイソンのメンバーになることは一種のステータスとなっているそうで、フリーメイソンに入っているだけで人間的に認められる…なんてこともあるほどフリーメイソンという団体が好意的に捉えられているとのことでした。
案外、秘密結社として怪しがっているのは日本ぐらいなのかもしれませんね(^^;)