意外と知られていない?ガメラのモチーフが亀になった理由とは?

 日本の怪獣映画といえば、“ゴジラ”と並んで人気を博していたものに“ガメラ”があります。

1965年に大映(現・KADOKAWA)が製作した『ガメラ』は、自分が子供の頃には数年に一度は新作が発表されていました。

そんな『ガメラ』シリーズの主役ともいえる怪獣・ガメラのモチーフはワニガメだったりします。

そこで今回は、何故ガメラのモチーフが亀になったのかについて調べてみました!

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ガメラのモチーフが亀になった理由とは?

 元々『ガメラ』は、『ゴジラ』が成功して各映画会社が『ゴジラ』シリーズに続けとばかりに様々な怪獣映画を製作していた中の一つの作品として誕生しました。

当時の旧大映社長・永田雅一氏が、乗っていた飛行機から見下ろした島の形が“亀の甲羅”に似ていたことから
「大映の怪獣は亀をモチーフにする」
と決め、ガメラのモチーフは亀になったと言われています。

また、亀は歩行している姿から甲羅に隠れている時の姿へと変われることがゴジラと差別化できる、ということもガメラのモチーフが亀になった理由の後押しとなっているようです。

亀がいない世界?

 ちなみに豆知識としては、1995年から公開された第9~12作のいわゆる『平成ガメラ』シリーズの世界観においては、亀という動物は存在していない…なんて設定があったりします!

そのため作中でガメラが現れても“巨大な亀”という認識ではなく、“巨大怪獣・ガメラ”という固有な存在として描かれている…という描写になっているそうです(^^)

まとめ

 以上がガメラのモチーフが亀になった理由でした!

まさかの当時の大映の社長さんが飛行機から見下ろした島の形からインスピレーションを受けて亀にした…というのは驚きでもあり、意外と作品のモチーフというのはそういったらひょんなことから生まれるのかな?なんてのも思いました!

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