何故カップラーメンはお湯を入れてから3分待つ必要があるのか??その理由について調べてみた!
カップラーメンといえば、大抵のものはお湯を入れてから3分待つ必要がありますよね。
ただ、何故お湯を入れてから3分待つ必要があるのでしょうか。
実際、現代の技術ではお湯を入れてから1分で食べることができるカップラーメンを作ることは可能なんだそうです。
なのに、1分で食べれるカップラーメンは見当たらず、さらに言えばお湯を入れてから4分以上待つ必要があるカップラーメンも最近では見かけるようになりました。
そこで今回は何故カップラーメンはお湯を入れてから3分待つのが現代でも主流なのかについてお話ししたいと思います!
カップラーメンが3分な理由は、日清の創業者の考えが関係していた!
日本における代表的なカップラーメンといえば日清・カップヌードルではないでしょうか。
コンビニはもちろん、商店やスーパーなどでも必ずと言っていいほど置いてあるカップヌードル。
このカップヌードルもお湯を入れて3分待つ必要がありますが、このカップヌードルの販売元である日清食品の創業者・安藤百福(あんどうももふく)氏がカップラーメンはお湯を入れてから3分待つ必要があるということを考えた人物でもあります。
安藤氏によれば、カップラーメンにお湯を入れてから3分待たされるということ自体が食欲をさらに掻き立てる現象だと知り、それ故にカップラーメンはお湯を入れてから3分待つよう設定したんだそうです。
これが1分だと食欲がわく前にでき上ってしまい、逆に4分以上かかってしまうとイライラを感じてしまうため、その間をとって3分間にしたんだとか!
じゃあ4分以上待つ必要があるカップラーメンも販売されている理由って?
では、何故近年では人がイライラを感じるとされる4分以上待つ必要があるカップラーメンが販売されているのでしょうか。
4~5分待つ必要があるカップラーメンというのは、大半のものが後付けで液体スープや粉末スープを入れる必要があったり、生麺タイプのものだったりと、お湯を入れるだけで食べれるカップラーメンではないものやちょっと豪華なものだったりします。
つまりは、ひと手間加えてさらに美味しいものを食べたい!という消費者に対して、“美味しいものを食べるには時間がかかりますよ”という食品メーカーからの想いから、あえてお湯を入れてから4分以上待つよう設定しているんだとか!
確かに思い返せば、多少なりとも時間に余裕があり、美味しいものを食べたい!となった時に4分以上待つようなカップラーメンを食べるかな?という状況がほとんどだな、と思いました(^^)
そういった考えのもと、4分以上待つカップラーメンも販売されているのか、と思うと奥が深いですね…!
まとめ
以上がカップラーメンはお湯を入れてから3分待つ必要がある理由でした!
今までは、カップラーメンの麺をほぐすのに3分が必ずかかるのかな?ぐらいにしか考えていませんでしたが、そこにはちゃんとした消費者の心理をついた理由があったんですね!
実際、以前には1分でできるカップラーメンというのも販売されていたそうなのですが、不評だったためすぐ販売中止になった…という事例もあるようなので、この3分間というのはカップラーメンにとってとっても大事な時間なんだな、と思いました(^-^)