宇都宮と浜松が餃子の町となった由来やそれぞれの餃子の特徴をまとめてみた!
栃木県宇都宮市と静岡県浜松市といえば、餃子の町として有名ですよね。
では何故、宇都宮と浜松が餃子の町として有名になったのか、その由来とそれぞれの餃子の特徴についてまとめてみました!
目次
宇都宮が餃子の町となった由来とは??
まず宇都宮が餃子の町となった由来ですが、歴史は第二次世界大戦の頃までさかのぼります。
当時、宇都宮にあった陸軍第14師団は、長く満州に派遣されていました。
満州といえば、“満州餃子”が有名ですよね。
つまり満州に派遣されていた陸軍第14師団が餃子を広めたことから、宇都宮が餃子の町として有名になった由来となっているそうです!
浜松が餃子の町となった由来とは??
浜松が餃子の町となった由来は、実は宇都宮が餃子の町となった由来と同じだったりします。
戦後の中国からの復員兵が露店で焼き餃子を売り始めたことが浜松が餃子の町となった理由です。
何故日本では焼き餃子が主流なのか?
ちなみに餃子の本場である中国では基本的に餃子は水餃子として食べます。
そして余った水餃子を翌日に焼いて、焼き餃子として食べるのですが、では何故日本では焼き餃子が主流となっているのでしょうか。
その理由としては諸説ありますが、現在有力視されている説としては、戦後の日本も物資不足が深刻だったため水餃子のスープを作る材料を入手できなかったので焼き餃子として売り出したという説です!
もし時代が違ってたら、日本でも水餃子がポピュラーなものとして普及してたのかな?と思うと面白いですね( ‘-‘ )
宇都宮餃子と浜松餃子の特徴とは?
それでは、宇都宮餃子と浜松餃子はそれぞれどのような特徴があるのか見てきましょう!
宇都宮餃子の特徴は?
宇都宮餃子の特徴としては白菜、ネギ、ニラ、キャベツなどといった野菜がたくさん入っているということが挙げられます。
特に中国の水餃子には白菜がたくさん入っているため、それを忠実に再現しているとも言えますね!
ちなみに宇都宮餃子は餃子に入っている肉は味向けのためのもの…という考えのためにお肉がそんな入っていないんですね。
浜松餃子の特徴は?
浜松餃子の特徴としては肉の比率が多く、玉ねぎとキャベツが入っていて、もやしが盛り付けられているというのが挙げられます。
もやしが盛り付けられている理由として、戦後は餃子を焼く用の四角いフライパンがなく、普通の丸いフライパンで円形に餃子を並べて焼いていたので、真ん中の空いているところが寂しくならないようもやしを盛り付けたんだそうです。
また肉の比率も多いので、餃子を食べてる合間にもやしを食べることで飽きがこないようにする…というのもあるそうです!
まとめ
以上が宇都宮餃子と浜松餃子の由来や特徴でした!
それぞれの餃子の歴史がそこまで古いものではなく、それぞれ違った特徴がある…というのも今回初めて知りました(^_^;)
個人的には、野菜が苦手なので浜松餃子が合ってるのかな?と思ったので今度食べてみたいと思います!(笑)