なぜ虹は7色に見えるのか??その原理について調べてみた!
虹といえば、雨が降ったあとに見られることが多い自然現象の1つですよね!
虹を見ると雨が降って落ちていた気分も上がったりしますが、ではこの虹が7色に見える原因とはなんなのでしょうか。
今回は、なぜ虹が7色に見えるのか、そして虹が7色だと決めた意外な人物についてお話したいと思います!
虹が7色な理由
虹が7色な理由は、雨が降ったことで空気中に漂っている水滴を通った太陽光が7色に分解されるからです。
光というものは、ある媒体からある媒体の中に向かうとき、進行方向が変わって折り曲がるという性質があります。
これを屈折というのですが、この屈折は屈折率の違いにより生じ、光の色ごと、つまり光の波長によって異なります。
そのため、光の色が分離されて見える…ということになります。
このように波長によって屈折角が変化すること=屈折率が異なることを分散といいます。
太陽光が空気中に漂っている雨水の水滴に屈折して入っていき、そこで分散することで7色に見える…ということになります!
虹を7色と唱えた意外な人物
ちなみに、ある人物が虹を7色と唱えるまで、各国で虹の色の数は異なっていました。
虹を青・緑・赤と唱える人もいれば、紫・青・緑・黄・赤の5色と唱える人も。
そんな中、“万有(ばんゆう)引力の法則”で有名な物理学者・ニュートンが虹を7色と唱え始めました。
ニュートンが活躍していた300年前のヨーロッパでは、音楽が学問のひとつで、音楽と自然現象を結び付けることが大事なこと考えられていました。
そのため、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シに合わせて赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色を虹の色と唱え、各色の幅が音階の高さに対応している…とし、この7色が虹の色と近年では言われるようになりました。
まとめ
まさかの虹が7色だと唱えたのがニュートンだったとは!となりました(°_°)
そして、なんで雨のあとにしか虹が見れないんだろ?と長年気になっていたので、その理由もわかってよかったです(^-^)