箱根へ旅行する時などに、「ロマンスカー」という名前を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
小田急電鉄を代表する特急列車として有名で、新宿から箱根方面へ向かう観光客に長年親しまれています。
特に先頭車両の展望席は人気が高く、「一度は乗ってみたい列車」として知られています。
しかし、「そもそもロマンスカーってどういう意味なの?」と思ったことがある人も意外と多いかもしれません。
今回は、ロマンスカーの歴史や名前の由来、人気の理由などについてわかりやすくまとめていきます。
目次
ロマンスカーとは?
ロマンスカーは、小田急電鉄が運行している特急列車の愛称です。
主に新宿から箱根・江の島方面などへ向かう列車として運行されています。
正式には「特急ロマンスカー」と呼ばれており、特急料金を払うことで乗車できる座席指定列車となっています。
観光向けのイメージが強い一方で、通勤や移動手段として利用する人もいます。
なぜ「ロマンスカー」という名前なの?
「ロマンスカー」という名前は、日本でもかなり独特な列車名として知られています。
由来は“ロマンスシート”
戦後間もない頃、小田急では2人掛けシートを並べた特別車両を導入しました。
当時としてはかなり豪華な座席配置で、隣同士でゆったり座れることから「ロマンスシート」と呼ばれるようになります。
そして、その車両を使った列車自体が「ロマンスカー」と呼ばれるようになりました。
恋愛専用列車という意味ではない
名前だけを見ると、「カップル向け列車なの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし実際にはそういう意味ではなく、「特別感」「憧れ」といったニュアンスが含まれていたと言われています。
ロマンスカーが人気になった理由
箱根観光との相性が良かった
ロマンスカーは、新宿から箱根方面へ乗り換えなしで向かえる便利さから人気を集めました。
特に温泉旅行や週末観光との相性が良く、「箱根へ行くならロマンスカー」というイメージが定着していきました。
展望席の存在
ロマンスカー最大の特徴として有名なのが、先頭車両の展望席です。
大きな前面ガラスから景色を楽しめる構造になっており、子どもから大人まで人気があります。
特に山へ向かう区間では迫力ある景色を楽しめるため、観光列車としての魅力も高くなっています。
「ちょっと特別な電車」という立ち位置
新幹線ほど堅苦しくなく、普通電車より快適という絶妙な立ち位置も人気理由のひとつです。
旅行気分を気軽に味わえる列車として、多くの人に親しまれています。
ロマンスカーにはさまざまな車両がある
ロマンスカーは時代ごとにさまざまな車両が登場してきました。
LSE車

赤い車体で有名なロマンスカーです。
長年にわたって「ロマンスカーの顔」として親しまれてきました。
2018年に定期運行を終了したことでも話題になりました。
VSE車

白い流線形デザインが特徴的な車両です。
近未来的なデザインや高級感ある内装で人気を集めています。
GSE車

赤い車体を受け継いだ新型ロマンスカーです。
展望席も継承されており、現在のロマンスカーの中心的存在となっています。
観光客だけでなく鉄道ファンにも人気
ロマンスカーは、一般の観光客だけでなく鉄道ファンからも高い人気があります。
その理由として、デザイン性の高さや展望席の存在が大きいと言われています。
また、「新宿から気軽に乗れる観光特急」という点も特徴的で、日帰り旅行との相性も抜群です。
駅弁や景色を楽しみながら移動できるため、「乗ること自体が旅行の楽しみ」という人も少なくありません。
まとめ
ロマンスカーは、小田急電鉄を代表する特急列車であり、箱根観光などで長年親しまれてきた存在です。
名前の由来は「ロマンスシート」と呼ばれた豪華座席にあり、恋愛専用列車という意味ではありませんでした。
展望席や観光向けの快適さによって、多くの人に愛され続けています。
これから箱根方面へ行く機会があれば、改めてロマンスカーに乗ってみると、その魅力をより感じられるかもしれません。





