口裂け女は本当に存在した!?昭和から語り継がれる日本最恐の都市伝説を振り返る

 日本の都市伝説といえば、真っ先に名前が挙がる存在のひとつが「口裂け女」です。

マスク姿の女性が突然現れ、「私、キレイ?」と問いかけてくる――。

そしてマスクを外すと、耳元まで大きく裂けた口が現れるという、あまりにも有名な怪談です。

特に1970年代後半から1980年代にかけては、子供たちの間で爆発的に広まり、学校で集団下校が行われたという話まで残っています。

現在ではネット上にもさまざまな考察や体験談が投稿されていますが、今回はそんな“昭和を代表する都市伝説”とも言える口裂け女について、改めて振り返ってみたいと思います( ゚Д゚)

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口裂け女とはどんな都市伝説?

 口裂け女は、日本全国で知られている女性型の都市伝説です。

もっとも有名なパターンでは、マスクを着けた女性が子供に近づき、
「私、キレイ?」
と質問してきます。

ここで「キレイ」と答えると、女性はマスクを外し、
「これでも?」
と再び問いかけてくるのです。

その口は耳まで大きく裂けており、驚いた相手をハサミや包丁のような刃物で襲う――という内容で知られています。

現在では定番の怪談となっていますが、当時の子供たちにとってはかなりリアルな恐怖だったようです。

また、地域によって設定が微妙に異なるのも特徴です。

  • 100メートルを3秒で走る
  • 赤いコートを着ている
  • 整形手術に失敗した女性
  • 美容整形が原因で狂ってしまった
  • ポマードが弱点

など、さまざまなバリエーションが存在していました。

こうした“地域ごとの違い”も、口裂け女という都市伝説の面白さのひとつです(; ・`д・´)

1970年代後半、日本中で社会現象になった

 口裂け女が大流行したのは、1978年から1979年頃だと言われています。

当時はインターネットどころか携帯電話も存在しない時代でした。

それにも関わらず、口コミだけで日本全国へ噂が広がっていったのです。

学校では、
「口裂け女が出るらしい」
という話題で持ちきりになり、子供たちは本気で恐れていたそうです。

実際に集団下校も行われた?

 一部地域では、学校側が警戒して集団下校を行ったという話も残っています。

また、不審者対策として警察の巡回が強化されたという説もあります。

もちろん、本当に“口が裂けた女性”が現れたわけではありません。

しかし、

  • マスク姿
  • 子供への声かけ
  • 夕方の帰り道

という現実的なシチュエーションが、子供たちの恐怖心を刺激したのでしょう。

マスク文化との関係

 現在の日本ではマスク姿は当たり前ですが、当時も風邪予防などで徐々に広まっていた時代でした。

そのため、“マスクの下が見えない不気味さ”が都市伝説として成立しやすかったとも言われています。

普段見慣れているものだからこそ、「実はその下に恐ろしい秘密があるかもしれない」と感じてしまったのかもしれません。

「ポマード!」で逃げられるという噂

 口裂け女といえば、「ポマード」と3回唱えると逃げる、という有名な撃退法も存在します。

当時の子供たちは、本気でこの対策を信じていた人も少なくありません。

ちなみにポマードとは、昔使われていた整髪料のことです。

なぜ弱点がポマードなのかについては諸説ありますが、

  • 美容師時代のトラウマ
  • 整形手術室の匂い
  • 精神病院で嫌っていた香り

など、後からさまざまな設定が追加されていきました。

さらに地域によっては、

  • べっこう飴を投げる
  • 「普通」と答える
  • 犬の真似をする

など、独特な撃退方法も存在していました。

こうした“攻略法”が広がるあたりも、昔の都市伝説らしい面白さがありますね(;゚Д゚)

映画や漫画でも人気の存在に

 口裂け女は、その後もさまざまな作品に登場しています。

ホラー映画や漫画、ゲームなどでも扱われ、日本を代表する都市伝説キャラクターのひとつになりました。

特に2000年代以降は、“学校の怪談ブーム”や“Jホラーブーム”の流れもあり、再び注目を集めました。

最近ではインターネット上でも、

「実はモデルになった事件がある」
「本当に存在していたらしい」

など、さまざまな考察が語られています。

ただし、現在のところ“本当に口裂け女が存在した”という証拠は確認されていません。

それでもここまで長く語り継がれているということは、それだけ強烈なインパクトを持つ都市伝説だったのでしょう。

なぜ今でも語り継がれるのか?

 口裂け女は、数ある怪談の中でも特に知名度が高い存在です。

その理由としては、

  • 「私、キレイ?」という覚えやすいセリフ
  • マスクを外すという演出
  • 人間っぽさのある恐怖

などが挙げられます。

幽霊ではなく、“現実にいそうな存在”だからこそ、余計に怖いのかもしれません。

また、時代ごとに設定が少しずつ変化していく点も特徴的です。

昭和の怪談でありながら、平成、そして現在に至るまで語り継がれているのは、それだけ完成度の高い都市伝説だからなのでしょう。

まとめ

 口裂け女は、1970年代後半に日本全国で大流行した都市伝説です。

「私、キレイ?」という不気味な問いかけと、マスクの下に隠された異様な口によって、多くの子供たちに強烈な恐怖を与えました。

また、地域によって異なる設定や撃退法が存在することもあり、日本の都市伝説文化を代表する存在として今なお語り継がれています。

現在では懐かしい昭和怪談として扱われることも多いですが、夜道でマスク姿の女性を見ると、つい口裂け女を思い出してしまう人も多いのではないでしょうか……( ;∀;)