マクドナルドのマークはMではなかった!その意外なマークの由来とは??
マクドナルドのマークといえば、上の画像にもあるように黄色く描かれた「M」のようなマークが思い浮かびますよね。
ただこのマーク、実はマクドナルドの英語表記“McDonald’s”の頭文字「M」からとったものではない…というのをご存知でしょうか。
そこで今回はこのマクドナルドのマーク「M」の由来についてお話したいと思います!
マークの由来はマクドナルド第1号店にあり!
そもそもこの「M」というマークは、1955年イリノイ州シカゴ郊外のデスプレーンズにオープンしたマクドナルド第1号店が由来とされています。
この第1号店、店舗の両端に大きな黄色のアーチが取り付けられています。
この2つのアーチはゴールデンアーチと呼ばれており、店舗を斜め前から見ると2つのアーチが重なって見えて、「M」のように見える…ということからマクドナルドのマークは「M」になったとされています。
…が、実はこのマークにはもう1つ由来となるものが存在する…という説があるのです!
女性の胸の形を表している!?
実はこの「M」のマーク、女性の胸の形を象徴としている…という説があるのです。
1960年代、元々のマークの由来となったマクドナルド第1号店がドライブスルー付きの新店舗に改築することになりました。
その際に店舗の両端にあったゴールデンアーチを取り外そう、という話が出てきたのです。
しかしそれに待ったをかけたのが、その時お店に雇われていたデザインコンサルタントかつ心理学者だったルイス・チェスキンという人物。
ルイスは経営者に
と説得します。
これはもちろん、単にルイスが下心などがあったからではなく、ちゃんとした心理学の観点から見て正当な理由があるためです。
1960年代、心理学の世界では、ジークムント・フロイトによる精神分析学の影響がとても強いものでした。
精神分析学とは、人の行動は無意識によって左右されるという仮説を置き、催眠術や夢分析をもとに人の心や精神を解明する心理学のことをいいます。
消費者行動を研究していたルイスは、このフロイトの考えを元に、マクドナルドのマークを女性の胸を象徴とした「M」のような形にすることでお客さんがマクドナルドに行くことを性的に誘惑できるのではないかと考えたのです。
ルイスの話を聞いた経営者は新店舗にもゴールデンアーチを残し、マクドナルドのマークも「M」のままにしました。
その結果、マクドナルドは根強い人気を博して大手ファーストフード店となりました。
まとめ
まさかマクドナルドのマークの由来の1つに女性の胸があったなんて…と驚きました(^^;)
それ以前に、マクドナルドのマークはてっきり頭文字から取っているものとばかり思っていたので、第1号店の店舗の形が由来となっている…ということも初めて知りました!
マクドナルドにはそれ以外にも色々な噂があると聞くので、引き続き調べたいと思います(^-^)